売り場を選べば当選番号をゲットできるでしょうか?無理です
宝くじに当たる秘訣があったら、こんなに凄いことはありません。もし、そういう方法があると宣伝したら、そんなものあるはずがないと言いながら、人が殺到することでしょう。これが悲しい人間の「さが」です。
考えてください、確率が悪すぎます。お年玉付き年賀ハガキですら一等が当たるなんてことはありません。むかし宝くじの還元率は50%くらいと言われていました。今はどうか分かりませんが。
しかも近年、一等賞金がどんどん高くなっています。確かに期待は膨らみますが、これは得する人の数よりも損する人の数が増えることを意味します。高額賞金を独り占めにするわけですから、自明の理ですね。
よく、宝くじは夢を買うものと言われますが、非常にうまい表現ですね、実際に宝くじを買って抽選日までは、、もし当選したらベンツを買おう、いや家の方がいい、と毎晩楽しい夢を見ることができます。
スクラッチを削る、好きな番号で当てるなどゲーム感覚を楽しむ
年末ジャンボは、バラ売りを買って少しだけ確立を上げることはできますが、基本は購入するだけです。スクラッチは、削るワクワク感があります。
私は一時期「ナンバーズ4」にハマっていました。これは番号を選ぶことができます。
誕生日、電話番号など好みの番号を自分で決めることができます。私は書店で面白い本を見つけましたので、実践してみました。その本の内容は、過去の当選数字の強弱から次の当選数字を割り出すというものです。
宝くじに限らず、ギャンブルなども予算の範囲内で楽しむということが大切です。
宝くじが当たった!しかし悲しい結末に【新聞記事】
数十年前の古い新聞記事です。当時中学生だった少年が 1,000万円の宝くじを当てたという記事でした。
もちろん当たったことは幸運です。当時の1,000万円は大金でした。しかし、苦労せずに得たお金のせいで、本人も含めて家族の金銭感覚が麻痺して、最終的には家庭が崩壊したという内容でした。
高額賞金を当てたがゆえに、不幸になったという典型例です。今は宝くじよりも交通事故に当たる確率の方が高いと言われる時代です。宝くじも交通事故も当たらない方が幸せなのかもしれません。
宝くじは低確率ゆえに欲を掻くのは禁物、肝に銘じたいエピソード
私の母が健在だった頃、毎年お正月に孫4人にお年玉をあげていました。当時母の収入は国民年金しかありませんでしたので、一人3,000円と決まっていました。
ところが、ある年用意したお年玉が一人1,000円しかなかった年がありました。その時に母が発した言葉が「宝くじを買ったのでお年玉が少なくなった、ごめんね」でした。
なぜ普段は買わない宝くじを買ったのか、その理由は聞きませんでしたが、その時の子供たちの悲しい顔は忘れることができません。
宝くじに過度の期待をしたらいけません。宝くじは「ひと時の淡い夢を見るために買うもの」です。余ったお小遣いで購入するようにしましょう。
【最後に】宝くじもパチンコもいわゆるギャンブルです。欲張りすぎずに楽しみましょう。
大切な人が思わず笑顔になる贈り物はこれ!