noteでは記事を無料投稿する人、有料販売する人、楽しみ方いろいろ
社名をnote株式会社と言い、本社は東京都千代田区にあります。デジタルコンテンツの企画、制作、配信を事業内容とする会社です。
通常ブログ記事などを作成すると、それに広告を付けて広告収入を得るというのが一般的ですが、このnoteは独特で、投稿記事そのものを有料で販売することができます。
本や雑誌のように長編の記事を書いて販売するには、それなりに時間もかかって大変ですが、noteは記事一つだけでも販売することが可能です。
収益を目的としない方も、もちろん記事を無料で投稿し続けることが可能です。無料会員登録するだけで投稿できます。費用をかけたくない方にとっては有難いサービスで、初期費用0円から始めることができます。
noteにログインしてから会員登録、手順は至って簡単
どんなサービスもそうですが、まず会員登録が必要になります。noteの会員登録は非常に簡単です。noteのトップページの右上の「会員登録」をクリックしましょう。
(1)「メールアドレス」「パスワード」「noteで表示される名前」を入力してから「同意して登録」をクリックします。
(2) 続いて自分用のURLを設定します。「https://note.com/」 の後に続く部分を決めます。
(3) 次に興味のあるジャンルを選択する画面が表示されますが、私はスキップしました。
(4) 最後に認証メールが届きますので、メール内の「本登録を完了する」をクリックすれば登録完了です。
実は、noteには月額500円を支払うと、プレミアム会員として特典を受けられる制度があります。プレミアム会員になると、販売価格の上限が5万円から10万円にアップします。また定期購読マガジンの発行ができるようになります。
その他にも、予約投稿機能、コメントのON/OFF機能や数量限定販売などの特典があります。
noteのコンセプトは、より多くの人に創作・発表を楽しんでもらうこと
noteのホームページを見ていくと、以下のように書いてあります。
- お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何より大事なこと。それは、楽しんで、発表し続けることです。
- 短い文章、下手な文章、ラクガキ、そういったものを恐れて手をとめる必要はありません。まずは、創作したいこと・伝えたいことを世に送り出す。表現力もファンも、あとから十分ついてきます。
- 創作活動でもっとも大事なこと。それは「創作を楽しみ続ける」「ずっと発表し続ける」こと。この2つを、頭のかたすみに置いておいてください。
noteの会員数は500万人、非会員も含めればかなり多くの利用者がいると言われています。すなわちnoteで投稿記事を作成すれば、たくさんの利用者に届けることができます。また、それを有料記事にすれば お小遣いにもなります。
但し、有料記事にすれば求められるハードルも高くなります。有用なコンテンツで、且つある程度フォロワーを集めないと難しいでしょう。
noteは多機能ではないが、投稿記事が簡単に誰でも作成できる
テキストの投稿機能を使って記事を作成します。とても簡単にブログを作成することができます。但し、WordPressなどと違って装飾機能がほとんどありませんので、つくりとしてはかなりシンプルなものになります。
目次作成や太文字にするくらいのことはできますが、デザイン装飾機能などはありません。よって、かえって気軽に作成することができます。もちろん画像や動画は挿入できますので、それなりにキチンとしたものが作れます。安心してください。
noteで収益化を目指す人向けの必須アイテム5つ
noteで収益化を目指す場合には、知っておかなければならない事項について説明します。
有料記事
自身が持っているノウハウなどを記事にします。例えば料理関係、創作レシピや創作スィーツなどには、多くの読者が興味を示すと思われるので、チャレンジしてみる価値ありだと思います。
有料マガジン
複数の記事をまとめてセット販売にします。共通のテーマで書いた複数の記事について、それぞれ単体で買うよりも、まとめて買う方が割安でお得であることを強調すれば、購入されやすくなります。
定期購読マガジン
購読者に定期的に記事を配信します。購読者は月額料金を支払いますので、定期的に記事を配信しなければなりません。この定期購読マガジンを発行するには、プレミアム会員になる必要があります。
メンバーシップ
クリエーターは、コミュニティを作って運営することができます。クリエーターはコミュニティの趣旨を公表して参加者を募り、メンバーは月額会費を支払って参加します。
Amazonアソシエイト
noteには基本的に広告を付けることはできませんが、例外があります。Amazonアソシエイトだけは掲載が可能です。
但し、難点が2つあります。1つ目は、商品がAmazonアソシエイトが扱うものだけに限定されること。2つ目はベテランブロガーの話ですが、Amazonアソシエイトの承認を得ること自体が簡単ではないということです。
noteで設定できる販売価格と差し引かれる手数料について
まずは、設定できる販売価格です。
通常会員は、100円~50,000円の間で自由に設定することができます。プレミアム会員になると上限価格が100,000円になります。
次は、売れた場合に手元に残る金額です。販売価格から引かれるものには、①事務手数料、②プラットフォーム利用料、③振込手数料、の3つがあります。
①事務手数料 … これは購買者の決済手段によって変わります。
クレジットカード決済:売上金額の 5%
携帯キャリア決済 :売上金額の15%
PayPay決済 :売上金額の 7%
②プラットフォーム利用料 … 売上金額から事務手数料を引いた金額に、以下の料率を乗じた金額
有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップ:10%
定期購読マガジン:20%
③振込手数料 … 売上金支払い1回あたり、270円
計算例:1,000円の有料記事がクレジットカード決済で購入された場合
事務手数料 :1,000円×5%=50円
プラットフォーム利用料:(1,000円-50円)×10%=95円
振込手数料 :270円
実際の振込金額 :1,000円-50円-95円-270円=585円
今後もやりたいこと盛り沢山、ただ道のりは果てしなく険しい
私は、2023年8月18日に会員登録をしてから記事を8つほど投稿しましたが、まだ収益化できる状況にはありません。いずれは有料マガジンの販売を行いたいと考えています。
そして、将来noteやWordPressで作成した記事が一定程度たまったら、Kindleなどに電子書籍として登録したいと考えています。電子書籍として登録ができれば、そこでも収益が上げられます。しかし、まだまだ道のりは険しく遠いです。
もし、noteでの収益化が難しくても、フォロワーを集めることができれば、WordPressブログへ誘導するなどして相乗効果が見込めます。決してnoteへの投稿が無駄になることはありません。
noteは無料で、セキュリティー、SEO、プラグイン、装飾など、細かいことをいちいち気にせずに、気楽に投稿記事を作成することができます。noteのコンセプトにある通り、今後は継続して楽しみながら記事を作成、投稿していきたいと考えています。
新感覚のえびせん、お茶のお供にぴったりです。